2023年09月26日

「無料体験、キャンペーン」「効き目を強調」「無料解約、返金保証」表示に対して、購入した人の3割が後悔(消費者庁調査 2023年9月19日公表)

インターネットやSNS上の広告でよく用いられている「期間限定」や「初回無料」、「返金保証」といった宣伝文句ですが、消費者はどの程度クリックし、購入・契約、さらには後悔・トラブルといった経験をしているのでしょうか。

消費者庁が、インターネット上で購買経験がある消費者に対して、上記のような「合理的な思考が妨げられてしまうおそれのある表示」をきっかけとした商品・サービスの認知から、購入・契約、後悔・トラブルに至るまでの経験等を中心に調査を行っています。

調査結果では、消費者のおよそ6〜7割が「合理的な思考が妨げられてしまうおそれのある表示」を目にしており、「無料体験、キャンペーン」「効き目を強調」「無料解約、返金保証」に関する表示に対して、購入した人の3割が後悔を経験していました。

●全ての表示において60~70%の人が見た経験があると回答。表示による差は見られず
●後悔する人の多い表示、「無料体験、キャンペーン」「効き目を強調」「無料解約、返金保証」
●表示から購入・契約に至るケースが多い商品・サービスは「食料品」「保健・衛生品」
●後悔の内容、いずれの表示内容も「商品の機能・品質やサービスの質に不納得」が最多

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2023年09月11日

消費者庁 健康食品広告ネット監視133事業者(136商品)の表示に改善要請。「治癒力」「口臭」が検索キーワードに登場(消費者庁: 2023年4月〜2023年6月)

平成21年度より継続実施されている、消費者庁による健康食品等の虚偽・誇大表示のインターネット監視。
2023年4月〜2023年6月の監視では133事業者(136商品)の表示について、健康増進法違反の改善要請を行っています。

今回のネット監視の検索キーワードでは、2019年度から継続して過去13回連続キーワード「免疫力」に替わって「治癒力」、「口臭」が登場しています。

景品表示法と健康増進法との一体的な法執行が行われる中、虚偽・誇大広告規制の判断基準とされているガイドライン「健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について」の一部改訂は要チェックです。

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2023年09月10日

国センに寄せられた健康被害情報14%増。「化粧品」が大幅増加(PIO-NETにみる2022年度の危害・危険情報)

(独)国民生活センターが、9月6日、インターネット通信販売などを利用して海外から購入した医薬品や化粧品や、「指定薬物」を含む食品などでの健康被害を公表し、購入や使用についての注意喚起を行っています。

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(独立行政法人国民生活センター 2023年9月6日公表)
個人輸入した医薬品、化粧品等にご注意!
−インターネット通信販売で購入した美白クリームで皮膚障害が発生−
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230906_1.html

カンナビノイド「THCH」は指定薬物です!
−THCHを含む商品を入手したり使用したりしてはいけません−
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230906_2.html
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全国の消費生活相談情報での、身体にけが、病気等の疾病(危害)を受けた商品・サービスのトップが「化粧品」、2位が「健康食品」となっています。

今回は、PIO-NET(注1)により収集した全国の消費生活に関する相談情報より、「危害・危険情報」(注2)についてご紹介します。
2022年度の「危害情報」件数は12,847件で、前年度より1,553件増加し、対前年度比13.8%増となりました。これは、「危害情報」の上位商品である「化粧品」が1,023件増加したことが大きく影響しています。


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