2026年01月13日

出張イベントの販売実績のない「通常価格」表示に有利誤認。「出張カキ小屋 牡蠣奉行」のLH(株)に措置命令 (消費者庁:2025年10月10日)

消費者庁は2025年10月10日に、「出張カキ小屋 牡蠣奉行」と称するイベントを運営するLH株式会社(東京都目黒区)に対し、景品表示法(有利誤認)に基づく措置命令を行いました。
対象となったのは、同社がイベントを通じて供給するカキ料理の価格表示です。販売実績のない「通常価格」を比較対照価格とした二重価格表示です。

今回の事案は、同一ブランド(「出張カキ小屋 牡蠣奉行」)で、同一商品(カキ料理)を、全国各地の会場において短期で提供する「全国出張イベント」という、特色のある販売形態でした。
一般的に、小売店等での二重価格表示には「最近相当期間の販売実績(いわゆる8週間ルール)」が適用されます。しかし、小売店での販売とは異なる、短期かつ単発で場所を変えて実施される「出張イベント」のような形態では、このルールの適用は困難です。

本記事では処分内容と違反認定のポイントを整理し、続く会員限定記事では、こうした特殊な販売形態において過去の販売価格を比較対照とする際の考え方を実務的な観点から深掘りします。

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・出張イベントの販売実績のない「通常価格」表示に有利誤認。「出張カキ小屋 牡蠣奉行」のLH(株)に措置命令 (消費者庁:2025年10月10日)

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2026年01月04日

2025年アクセスランキング:読者の注目事案TOP3と2026年の広告コンプライアンス予測

2025年、広告コンプライアンスの現場ではどのような事案が注目されたのでしょうか。
昨年末、2025年に配信した弊社のメルマガ【FIDES 広告コンプライアンス】において 読者の皆様がどの事案に最も注目したのか、データを分析してみました。

その結果、全32記事の中で、第1位となった記事が反響率(URLクリック率)【17.6%】という、驚異的な数値を記録していました

一般的なコンサルティング業のメルマガの平均クリック率は0.94%(Benchmark社調査)と言われており、専門性の高いB2B向けの配信であっても10%を超えることは稀です。

当メルマガの平均値(8%前後)と比較しても2倍以上という、この突出した数値は、実務の最前線にいる皆様の危機感が、いかにこの一件に集中したかを物語っています。

今回のブログでは、読者の反響率が高かった注目記事TOP3を発表します。
読者視点から浮かび上がった2025年の重要事案を振り返りながら、2026年に向けたコンプライアンス指針と展望をお伝えできればと思います。

ぜひご一読ください。

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・2025年アクセスランキング:読者の注目事案TOP3と2026年の広告コンプライアンス予測

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2025年12月29日

改正特商法施行から3年、2025年も続く「通販定期購入」への厳しい法執行 ―行政が問題視する「違反パターン」とは

2025年最後のブログでは通販定期購入に関する特定商取引法規制の「過去・現在・未来」を徹底分析します。

2024年度から現在にかけて、美容系商材の通販定期購入に対する特商法に基づく行政処分が集中的に行われています。

2022年6月の改正特商法施行後も、通販定期購入による消費者被害は沈静化の兆しが見えず、それに対抗する形で非常に厳しい法執行が続いています。

2025年の取り締まりトレンドは、単なる「表示の不備」ではありません。
美容系商材の「過剰な即効性訴求による誘引」から「誤認を招く最終確認画面」で定期購入に申し込ませる一連の流れを、構造的な問題として厳しく取り締まっているのが特徴です。

また、着目すべきは、「ダークパターン」を意識した違反認定も行われていることです。
更に、2026年に向けて、デジタル取引に対する法制度改正の検討も予定されています。

本記事では、通販定期購入への最新の規制動向を。続く会員限定記事では、法執行事例から紐解いた「行政の視点」と、実務担当者が今備えるべき「重要ポイント」を網羅的に解説します。

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・改正特商法施行から3年、2025年も続く「通販定期購入」への厳しい法執行 ―行政が問題視する「違反パターン」とは

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