2021年06月05日

通販事業者のトラブル相談。「コロナ禍」「高齢者」「悪質顧客」「特商法」への相談増 (JADMA 2020年度の事業者相談件数)

2020年度に(公社)日本通信販売協会に寄せられた、通販事業者(会員、非会員)からのトラブル相談から、最近の通販事業者のトラブル相談の傾向について確認してみました。

20年度の相談件数は、前年度に比べて23.7%の減少となりました。
「顧客対応」相談では、「コロナ禍」ならではの相談や「高齢者」に関する相談が増加しています。また、過剰要求を行う顧客対応に関する相談も依然多い状況となっています。
「顧客対応以外」の相談では、「法規制情報」、とりわけ特商法関連や景表法の有利誤認に関する相談が増えています。

-----
(※)
(公社)日本通信販売協会 「2020年度 事業者相談件数とその概要」
(ジャドマニューズ2021年3月−4月)
https://www.jadma.or.jp/pdf/news/2021_03-04.pdf
-----

●2020年度 事業者相談件数
20年度に寄せられた相談件数は247件で前年度比23.7%の減少(2019年度317件)。
相談内容内訳では、「顧客対応」が99件、「顧客対応以外」が148件だった。また、景品表示法、薬機法等に関する法律相談が208件だった。
※今年度から相談内容の項目を変更したことにより、「顧客対応」及び「顧客対応以外」 の相談は、前年度対比では集計結果に大きな差異のある場合がある。
事業者相談件数(2020JADMA).png


続きを読む
posted by Fides at 14:57| Comment(0) | 顧客サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月28日

ウイルス対策の「次亜塩素酸水」、有効塩素濃度や pH、使用期限、使用方法の表示に注意(国民生活センター商品テスト 2020年12月)

国民生活センターが、2020年12月24日、ウイルス対策等をうたい「次亜塩素酸水」として販売されている商品について、有効塩素濃度やpH、表示等を調べ、情報提供を行いました。

「次亜塩素酸水」の性質や取扱においては、製法と原料が基礎的な情報となるとされ、また、「次亜塩素酸水」の効力は有効塩素濃度(残留塩素濃度)と酸性度が指標となるとされています。一方で、次亜塩素酸濃度やpH、製法や原料が明記されていない商品が多いという報告もされています。

2020 年12月11日には、AmazonやYahoo!ショッピングなど大手通販サイトで次亜塩素酸水の除菌用スプレーを販売していた6事業者と、アルコールスプレーを販売していた1事業者に対し、消費者庁により景品表示法の措置命令が出されています。
いずれも、商品の容器ラベルや販売ページに表示していた成分濃度が、実際は、大幅に下回るものでした。

・除菌用スプレー 成分濃度表示下回る7社に景表法措置命令。コロナ関連商材に注意(消費者庁:2020年12月11日)
http://blog.fides-cd.co.jp/archives/20201216-1.html

国民生活センターの商品テスト結果と、「次亜塩素酸水」を販売される事業者としての留意事項を確認します。

続きを読む
posted by Fides at 15:08| Comment(0) | 顧客サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月02日

新型コロナ時代におけるサステナブル経営(令和2年度消費者志向経営優良事例表彰)

2020年は、「サステナブル」という言葉をよく耳にするようになったと感じた年でした。

消費者庁が2016年10月から開始している消費者志向経営の推進活動においても、「消費者志向経営」を「サステナブル経営」と称して、その普及・啓発に取り組んでいます。
昨年8月に中間報告書が取りまとめられた「消費者志向経営の推進に関する有識者検討会」では、消費者志向経営を『持続可能な社会に貢献することを目標とした、「消費者」と「共創・協働」して、「社会価値」を向上させる経営』と改めて定義しました。

この推進活動の一環として、「消費者志向経営優良事例表彰」制度があります。
昨年暮れに発表された令和2年度表彰において、通販業界ではアスクル(株)とオイシックス・ラ・大地(株)が選出されました。

続きを読む
posted by Fides at 07:00| Comment(0) | 顧客サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする