2023年11月22日

「糖質カット炊飯器」炊いたご飯に含まれる糖質の総量に大差なし。景表法違反のおそれも(国民生活センター商品テスト 2023年3月)

2023年10月31日に、消費者庁による糖質カット炊飯器の販売事業者4社に対する景品表示法措置命令が出されました。

「糖質カット炊飯器」については、措置命令に先立ち、国民生活センターが消費生活センターからの依頼を受け商品テストを実施し、3月15日にその結果を公表していました。

テストでは、実際に炊飯した場合と、うたわれている糖質の低減の程度を調べた結果、テスト対象銘柄5銘柄中4銘柄で、広告などでうたわれていた糖質の低減率には大きく及ばず、景品表示法上問題となるおそれがあると指摘しています。

「糖質カット炊飯器」に関する消費者相談状況、国民生活センターの行った商品テスト内容と問題視されたポイントおよび、事業者の見解を確認します。


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2023年09月26日

「無料体験、キャンペーン」「効き目を強調」「無料解約、返金保証」表示に対して、購入した人の3割が後悔(消費者庁調査 2023年9月19日公表)

インターネットやSNS上の広告でよく用いられている「期間限定」や「初回無料」、「返金保証」といった宣伝文句ですが、消費者はどの程度クリックし、購入・契約、さらには後悔・トラブルといった経験をしているのでしょうか。

消費者庁が、インターネット上で購買経験がある消費者に対して、上記のような「合理的な思考が妨げられてしまうおそれのある表示」をきっかけとした商品・サービスの認知から、購入・契約、後悔・トラブルに至るまでの経験等を中心に調査を行っています。

調査結果では、消費者のおよそ6〜7割が「合理的な思考が妨げられてしまうおそれのある表示」を目にしており、「無料体験、キャンペーン」「効き目を強調」「無料解約、返金保証」に関する表示に対して、購入した人の3割が後悔を経験していました。

●全ての表示において60~70%の人が見た経験があると回答。表示による差は見られず
●後悔する人の多い表示、「無料体験、キャンペーン」「効き目を強調」「無料解約、返金保証」
●表示から購入・契約に至るケースが多い商品・サービスは「食料品」「保健・衛生品」
●後悔の内容、いずれの表示内容も「商品の機能・品質やサービスの質に不納得」が最多

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2022年10月24日

6割強の人が購入・契約に不安。被害を受けたサイレントカスタマーは46%(令和3年度 消費者意識基本調査)

最近の消費者は6割強の人が購入・契約に不安を感じていることが、消費者庁の「令和3年度 消費者意識基本調査」で分かりました。

商品購入前に機能・品質・価格等を十分に調べる傾向が強いものの、法律や契約に関する知識不足や情報過多により判断が困難になっていることから、不安につながっているようです。
また、被害を受けた販売形態では、ネット通販が43%を占める状況となりました。
被害経験として、商品の機能・品質やサービスの質に対する期待とのギャップに被害意識を持つ人の割合が高まっています。
また、被害経験をしても申出や相談をしないサイレントカスタマーは45%存在しています。

日頃の消費生活での意識や行動、消費者事故・トラブルの経験、申し出行動に関するデータをピックアップしてご紹介します。
消費者の意識や行動、トラブル経験を理解することは、事業者においてマクロな視点でのマーケティング活動の指針を得ることにつながります。

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