2025年06月20日

令和6年度景表法違反、国の措置命令件数は26件に留まる一方、指導件数は339件と大幅増(消費者庁 2025年5月公表)

消費者庁が年度ごとの景表法違反に関する事件処理件数や、国や自治体の取り組みをまとめた「令和6年度における景品表示法の運用状況及び消費者取引の適正化への取組」が5月29日に公表されました。

令和6年度の国と都道府県の措置命令件数の合計は30件で、前年度の47件から大幅に減少しています。
しかし、調査件数に関しては、職権探知による新規調査が大幅に増加しており、一般の消費者や事業者からの情報提供も増加傾向にあります。
そのため、指導件数は339件で前年度(85件)から大幅に増加しています。

また、課徴金納付命令は、7名の事業者に対して19億2696万円。
行政処分取消訴訟では、係争中だった大正製薬、東亜産業、だいにち堂のいずれも、事業者の敗訴が確定しています。
自社の広告コンプライアンス対策に、行政の法規制動向をチェックしておきましょう。

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・令和6年度景表法違反、国の措置命令件数は26件に留まる一方、指導件数は339件と大幅増(消費者庁 2025年5月公表)

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posted by Fides at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 法改正・違反情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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