注文完了後に表示された特典を利用したら購入条件が変更されるという、悪質通販「定期購入」の新たな手口に対する初めての処分です。
東京都は、2024年11月1日、美容液・育毛剤等を販売していた3事業者(株)TRIBE(トライブ)、LIALUSTER (株)(リアラスター)、hairju(株)(ヘアージュ)と、3事業者の代表取締役 高橋 史弥に対して、特定商取引法違反で3カ月間の通信販売業務停止(禁止)命令と、電話勧誘販売業務の改善指示を行いました。
悪質通販「定期購入」の新たな手口は、販売サイトで「回数縛りなし」などと表示し、消費者の注文完了直後に特典を表示し、特典を選ぶことで、最初に注文した回数縛りなしの契約が“複数回の購入が条件の定期購入”に変更されてしまうという仕組みです。
この手法では、契約に関する表示が契約完了時に画面上に表示されるのみであることから、後から確認することが困難で証拠が残りにくいことが、行政の調査や法執行のネックとなっていました。
処分の内容について確認します。
【Fides 広告コンプライアンス・CX改善】ブログ
・通販定期購入「回数縛りなし」が、注文直後の特典利用で「縛りあり」に。悪質手口に初の処分。美容液・育毛剤の通販・電話勧誘販売(3社)に特商法業務停止命令(3カ月) (東京都 2024年11月1日)
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2024年11月15日
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