7月24日、消費者庁は中古自動車販売事業者(株)WECARS(ウィーカーズ)に対し、中古自動車情報サイト及び(株)ビッグモーターの自社ウェブサイトにおいて行った表示に、景品表示法違反(優良誤認)の措置命令を行いました。
違反内容はこれまで同様、「修復歴」の表示での優良誤認の措置命令となっています。
本件の違反行為者は、中古車販売大手・旧ビッグモーターが2024年5月1日に商号変更した(株)BALMとなっており、ビッグモーターから吸収分割により全事業を引き継いだ新会社WECARSが措置命令の対象事業者となっています。
中古自動車の「修復歴」や「走行距離数」などの不当表示は、2014年〜15年にかけて処分が多発しました。近年、処分件数は減っていましたが、2021年の12月に3社に対して立て続けの処分がなされています。
ビッグモーターを巡っては、2023年7月に発覚した保険金の不正請求問題があり、その余波とも考えられますが、約2年半ぶりの処分となり、今後も引き続き注意が必要です。
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・中古車販売、旧ビッグモーターの「修復歴なし」の優良誤認表示。事業承継会社のWECARSに景表法措置命令(消費者庁 2024年7月24日)
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