2012年05月16日

クチコミで購入を決めた(やめた)経験がある人は7割弱(購買行動におけるクチコミの影響調査)

先日の記事では、20~40代女性の衣料品のネット購入では、口コミを参考にしながら慎重に比較検討する傾向が高いというデータを紹介しました。
今回は、購買行動全体に対するクチコミの影響についての、調査データをご紹介します。

●商品購入時の情報収集媒体として、約97%がネットを利用
商品購入時、事前に情報収集をしているのは全体の82.6%となっており、その際、利用する媒体は「インターネット」が最も多く96.7%に上る。
「実際に店舗などで実物を見て回る」人が、57.0%となっていることから、ネットで情報収集をしながら、その半数程度が、リアル店舗で実際の商品やサービスを確認していることがうかがえる。
また、男女を比較すると、女性では「友人・知人・家族」などのクチコミを利用している人が37.1%と、男性に比べて約17ポイントも高い。

≪購入時に情報収集をする媒体(複数回答≫情報収集媒体.png

●ネット上の情報収集先は、「検索」「比較サイト」「企業サイト」「ECサイト(アマゾン)」
検索結果(75.9%)、比較サイト(68.7%)、企業サイト(47.3%)、アマゾンなどのECサイト(32.3%)が上位となっている。ネット上の情報収集先は多岐に渡るが、それぞれの媒体ごとに得られる情報の質が異なることから、媒体の使い分けがなされていることが読み取れる。

≪購入時にネット上で情報収集する媒体(複数回答)≫情報収集媒体(ネット).png


●クチコミが参考にされやすいのは、「家電系」「贈り物や取り寄せなどの食料品」「化粧品」

≪購入時にクチコミを参考にする商品(複数回答)≫クチコミ購入参考(商材).png
※2回クリックすると拡大します。

●クチコミの信頼度は80%。ポイントは「文章がしっかりしている」こと
クチコミがどの程度信頼されているのか調べたところ、全体の77.9%が「クチコミを信じる(信頼できる)」と回答。
男女を比較すると、男性が75.3%であるのに対し、女性は86.7%と約11ポイント高い結果となっている。
信頼されるクチコミの内容は、「文章がしっかりしていること」が47.7%で最も高く、次いで「同じような年代・立場の人の意見である」(27.4%)、「自分と同じ考え方である」(26.5%)といった点が上位に挙げられている。
男女を比較すると、、男性では「有識者らしき人の書き込み」(20.3%)を重視する傾向がある一方で、女性では「同じような年代・立場の人の意見である」(34.6%)ことを重視する傾向がある。

≪クチコミの内容による信頼度(複数選択)≫クチコミ信頼度(内容).png

●クチコミで購入を決めた(やめた)経験がある人は7割弱
実際にクチコミによって購入を決めたり、逆に購入をやめたといった経験を持っている人は全体の67.5%で、特に女性で高く74.7%であった。
クチコミが実際の購入に影響した経験を持つ人において、良いクチコミで購入を決めた経験がある人は59.3%、悪いクチコミで購入をやめた経験がある人は66.6%となり、悪いクチコミが実際の購入に影響する可能性がやや高い。
さらに、購入後、クチコミの内容と実際の評価に差があったかについては、90.1%が「クチコミの内容とあっていた」とクチコミに満足している。

≪クチコミが購入に影響した経験の有無(単一回答)≫クチコミ購入への影響経験.png

≪良いクチコミと悪いクチコミどちらが購入に影響するか(複数回答)≫クチコミ購入への影響経験2.png

≪クチコミの評価・満足度(単一回答)≫クチコミ購入の結果.png

上記のデータで分かることは、クチコミが購買行動に対して少なからぬ影響力があり、その内容に信頼や満足を得ているということです。特に女性についてその傾向が顕著です。
ただし、この調査は「食べログ」問題が起きる以前の昨年11月に行われた調査です。
ステルスマーケティングの問題が注目されていますが、ステマであろうがなかろうが、そのクチコミの内容・評価に対して消費者が結果的に満足するか否かで、今後のクチコミに対する評価は変わっていくことでしょう。

(※)
------------------------------------------------------------------
【データ出典】
NTTレゾナント株式会社
「購買行動におけるクチコミの影響」に関する調査
http://research.goo.ne.jp/database/data/001430/
調査対象:「gooリサーチ」登録モニター
調査方法:非公開型インターネットアンケート
調査期間::2011年11月2日(水)〜2011年11月6日(日)
有効回答者数:2,107名
回答者の属性:男性:49.3%、女性:50.7%
15〜19歳:6.0%、20〜29歳:14.0%、30〜39歳:17.7%、
40〜49歳:16.4%、50〜59歳:16.0%、60歳以上:29.9%
------------------------------------------------------------------

≪参考記事≫
・ステルスマーケティングに関するユーザー意識と商品レビュー
http://blog.fides-cd.co.jp/article/260182233.html

次回のCS情報局の更新は、5月18日(金)です。

------------------------------------------------------------
◆本ブログをメルマガでまとめ読み!
「ネットショップ おもてなし作法」として、本ブログの1週間分の
情報を、ダイジェストでお届けしています。(毎週金曜日配信)
 登録はこちらhttp://www.fides-cd.co.jp/category/com04/
------------------------------------------------------------

------------------------------------------------------------
◆ランディングページ改善サービスの決定版!
『顧客の“生の声”』と『プロのアドバイス』のダブルチェックで、
見込み顧客の心を掴み、確実に購入へと導きます。

顧客目線×プロ目線
http://www.fides-cd.co.jp/category/ser06/
------------------------------------------------------------

------------------------------------------------------------
fidesロゴ2.jpg  ネットショップの信頼性をカタチにします
  ECコミュニケーションデザイン フィデス
         http://www.fides-cd.co.jp

        *このサイトのご利用に際して
-----------------------------------------------------------
posted by Fides at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 調査・統計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック