原発事故の影響は、まだまだ困難な状況といえますが、原発事故の影響により食品に対する消費者の意識はどのように変化し、事業者の対応はどのような状況となっているのでしょうか。
日本政策金融公庫が消費者と事業者に対して行った、震災の影響に関する2つの調査をご紹介します。
まず、今回は消費者への影響として、昨年7月と本年1月に実施された「大震災後の消費者の購買行動の変化」に関する調査(※)を見てみましょう。
●原発事故の影響があると考える地域の生鮮食品を「買わない」は37.8%で、昨年7月と変わらず
生鮮食品の「買う」及び「気にならない」は28.2%→30.2%で、7月より2%上昇してやや改善。
一方、加工食品では、「買わない」は34.8%→32.6%で、7月より2.2%減少。「買う」及び「気にならない」が30.6%→33.2%で、2.6%上昇していずれも改善傾向にある。
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●原発事故の影響があると考える地域の生産物を購入するために求められるのは、政府等公的機関による放射能検査や生産者の自主検査
原発事故の影響があると考える地域の食品を「買わない」と回答した人について、購入するために必要な事項は、
1位:政府等公的機関による放射能検査(生鮮食品:31.7%、加工食品:35.1%)
2位:店頭での安全性の説明・表示(生鮮食品:13.8%、加工食品:14.5%)
3位:放射能全般の情報提供(生鮮食品:12.2%、加工食品:11.9%)
となっている。
なお、「今後も購入するつもりはない」という回答が、生鮮食品で18.9%、加工食品で16.6%を占めている。
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1年経過後の現在も、消費者の放射性物質に対する不安感は変わっていないこと、放射能や安全性に関する情報提供を求めていることがうかがえます。
次回は、食品関連事業者の震災・原発事故の影響への対応について、ご紹介します。
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(※)平成23年度消費者動向調査
「大震災後の消費者の購買行動の変化」の結果概要について(日本政策金融公庫)
第1回調査ニュースリリース(2011年9月5日)
http://www.jfc.go.jp/a/topics/pdf/topics_110905_2.pdf
第2回調査ニュースリリース(2012年3月6日)
http://www.jfc.go.jp/a/topics/pdf/topics_120306_2.pdf
・ 調査時期:第1回2011年7月1日〜7月11日 第2回2012年1月1日~1月20日
・ 調査方法 インターネットによるアンケート調査
・ 調査対象:全国の20歳代〜70歳代の男女2,000人(男女各1,000人)
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《参考記事》
・大震災後の消費者の食品購買行動に、原発事故の影響色濃く
(平成23年度第1回「消費者動向調査」)
次回のCS情報局の更新は、3月23日(金)です。
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