2010年11月29日

顧客の信頼を高める安全・安心情報提供のすすめ(暖房器具編)

以前より、製品事故は消費者の誤使用や不注意などによっても多く発生しており、ネット
ショップさんでもお客様への注意喚起を、ということをご紹介してきました。(※1)

これからの時期で気をつけたいのは、「暖房器具」による事故です。

消費者庁には今年の10 月1日からこれまでに、以下のような事故情報が寄せられており、
暖房器具の使用について注意を呼び掛けています。
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・電気あんかを今季初めて使用したところ、あんかが焦げ、周辺のふとん、毛布なども焼
 損した。
・今季初めて加湿器を使用したところ、異臭がし、発煙した。
・電気ストーブを使用中、異臭がしたため確認すると、当該製品及び周辺が焼損する火災
 が発生していた。1 名が煙を吸い、病院で治療を受けた。
・オーブントースターで市販のパック餅を焼いたところ、餅が膨らんでトースター上部の
 電熱部に接触して発火した。
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これから本格的に寒い季節を迎えるにあたり、暖房器具を取扱っているショップさんは、
お客様に商品を正しく安全に使用してもらうための情報提供をされてはいかがでしょうか。
また、暖房器具は長期で使用する季節製品です。新規購入時だけでなく、過去に購入して
いただいたお客様へも情報提供を行うことで、顧客満足度アップだけでなく、継続的なコ
ミュニケーションも図れて一石二鳥です。


【情報提供アドバイス】
・製造元の取扱説明書をチェックして、十分な注意喚起されているか確認を。
・ショップサイトやメルマガに、商品の安全情報に関するコンテンツを設けて、「使用に
 際しての注意点」や「よくある事故例」などの情報提供を行う。
・購入者に対しては個別に、シーズンが始まる直前に、「使用前の注意点」をメール等で
 情報提供する。

【暖房器具使用に際しての消費者への注意点】
●使用前の注意喚起 
 今シーズン初めて使う時など、しばらく使っていなかった暖房器具を最初に使う時は、
 収納期間中にコードが断線するなど、保管状態により危険な場合があるので、使用前の確
 認を促す。

●使用中の注意喚起
・周囲の物への過熱・発火、製品の不具合による発煙・発火など、場合によっては火災に
 つながる事故が発生することもあるので、暖房器具をつけたまま短時間であっても、その
 場を離れないこと。
・電気調理器具は熱源周辺が特に高温になるため、その場を離れないこと。
・電気毛布や電気あんか等の使用による低温やけどに注意する。低温やけどは、見た目よ
 り重傷であるケースが多いため、もし低温やけどをしてしまったら、早めに医師の診察
 を促す。


詳しくは下記サイト(※2)を参照ください。

(※1)
「誤使用・不注意」による製品事故から、大切なお客様を守ろう!
http://blog.fides-cd.co.jp/article/145970869.html

顧客の信頼を高める安全・安心情報提供のすすめ
http://blog.fides-cd.co.jp/article/164342623.html

(※2)冬の事故やトラブルに注意!(2010.11.24 消費者庁)
http://www.caa.go.jp/information/pdf/101124winter.pdf

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◆顧客サービス力、チェックしてみませんか!

顧客満足度調査
http://www.fides-cd.co.jp/category/ser01-02/
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fidesロゴ2.jpg  ネットショップの信頼性をカタチにします
  ECコミュニケーションデザイン フィデス
         http://www.fides-cd.co.jp

        *このサイトのご利用に際して
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