2010年09月15日

トラブル事例に学ぶショップサイト表示「どこまで開けたら開封済み?」

クレームを減らし顧客満足度を高めるショップサイトの表示について、「返品・交換」に
関する相談事例(※1)を参考に考えます。

前回のトラブル事例は、商品の返品条件について、お客様が認識していない場合の事例
でした。
「返品・キャンセル条件を読まないお客様」
http://blog.fides-cd.co.jp/article/161954931.html

今回の事例では、商品の返品条件をお客様も事前に確認しているが、条件についての認識
が異なってしまったことによるトラブルです。

【トラブル事例】どこまで開けたら開封済み?
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化粧品を販売しています。先日、お客様から返品依頼がきました。商品の状態を確認する
と、商品自体は開けていませんが、外箱は開けてしまったようです。ショップサイトにも
「開封済みのものは返品不可」と表示しており、「開封されているので返品はできません」
と伝えました。ところが、お客様は、「『開封』というのは、『商品自体を開けること』な
のでは?外箱しか開けていないのだから返品できるでしょう!」と言ってききません。
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《アドバイス》
商品の返品条件について、お客様にきちんと理解してもらうための工夫を考えてみましょ
う。

●お客様が納得できるような返品条件設定を
先ずは、お客様都合による商品の返品条件を設定しましょう。条件の設定は「商品の価値
を下げる“販売包装”を開封しない」「素材や内容物を確認できるところまで」「実際に使
ってみて確認してもらう」など、顧客サービスの対する事業者の判断によるところとなり
ます。企業姿勢が現れることなので、条件設定の理由を明記したり、お客様の理解が得ら
れるような条件にすることが大切です。

●商品の返品条件は、できるだけ具体的に
また、お客様が勘違いしやすい条件として、「開封」「使用」「試着」「破損・汚損」などが
あります。事例のように、「開封した場合は返品不可」とだけ表示した場合、外箱(販売包
装)、外箱の中の商品を包んだビニール、商品自体など、どこまで開けた状態を「開封」と
いうかは、お客様により捉え方も様々です。できるだけ具体的に説明するようにしましょ
う。文章での表現が難しい場合は、イラストや写真などを添えると、より明確でお客様の
誤解も少なくなります。

●ショップサイトで事前に十分な商品説明を
ネットショップでの返品は、事前の商品情報と実際に届いた商品とのギャップがもとで起
こります。特に「返品不可」や「未開封・未使用」などを返品条件とした場合は、そのギ
ャップができるだけ生じないような配慮が必要です。(返品はされなくても、お客様は二度
と買ってくれません)
ですので、商品を実際に見たり、手にしたり、使用しなければ分からないことについては、
ショップサイトで、事前に十分な情報提供を行うようにしましょう。

【商品別 サイト表示例】
・衣料品:着用したイメージ、デザイン細部、素材感や質感 レビュー など
・下着:着用したイメージ、デザイン細部、素材感や質感、着用方法、レビュー など
・電化製品:操作部分、デジタル表示(表示される文字)、使用方法 レビュー など
・雑貨:サイズ、重量、素材感や質感 レビュー など

今後も実際のトラブル事例を参考に、ショップサイト表示のアドバイスをしていきます。
どうぞお楽しみに!

(※1)
社団法人日本通信販売協会 通販110番 
かしこい通販利用法 相談室から〜よくある相談〜

http://www.jadma.org/DM110/04-wn_sodanindex.html

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fidesロゴ2.jpg  ネットショップの信頼性をカタチにします
  ECコミュニケーションデザイン フィデス
         http://www.fides-cd.co.jp

        *このサイトのご利用に際して
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posted by Fides at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 顧客サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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