本来であれば購入に必要な費用として、実費をお客様に負担してもらいたいところですが、他ショップと差別化や購入促進のため、購入金額などに応じて無料としているショップも多いようです。
ショッピングモールでの受賞サイトや日流eコマースの売上高ランキングから、人気、売上の高いショップサイトを対象とした調査データから動向を探ってみました。
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ECサイトのトレンド調査データ 「レイアウト編」
サポタント株式会社
http://www.supotant.com/research/r100730.html
送料について
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●送料無料設定は、出店店舗形態やショッピングモールによって異なる！
【送料無料設定の有無】
送料無料の設定について、全体的には、「条件付きで無料」が7割を占め、「無し」は25％、「全て無料」は5％に留まっています。
出店形態別では、自社サイトよりもショッピングモールのサイトの方が設定率が高くなっています。特に、楽天出店サイトでは「全て無料」「条件付きで有り」を合わせると9割弱が設定を行っています。ショッピングモール、特に楽天は出店店舗が多く、他ショップとの競争が激しいためでしょう、送料の無料設定が有ることが当たり前となっているようです。
●送料無料となる購入金額設定が、自社サイトは安く、ショッピングモールは高め
【送料無料となる条件】
送料が無料となる購入金額の条件は、全体では、「５千円以上１万円未満」（34％）が最も多く、「１万円以上」（31％）、「５千円未満」（18％）の順となっています。
出店形態別では、楽天は5千円以上が約6割ですが、Yahoo!は、8割以上で、特に「1万円以上」の割合が50％以上を締めています。
自社サイトでは「５千円以上１万円未満」（39％）が最も多いのですが、「５千円未満」（28％）
が次いでいます。
楽天やYahoo!では、送料無料設定を行っているサイトは多いものの、購入金額の条件が高くなっています。これらのサイトにとって送料無料サービスは、出来るだけ多くの商品を購入してほしいという「販売促進」を目的としたものであることが分かります。
一方、自社サイトでは、送料無料設定を行っているサイトは少ないものの、購入金額の条件は低くなっています。これは、送料無料サービスが購入してくれたお客様への「顧客サービス」を目的としたものであると考えられます。
また、自社サイトでは、送料無料サービスを行わないサイトも37％と他の出店形態に比べ高くなっています。送料無料サービスに頼らない、自社ショップのブランドに対する自信の表れとも受け止められます。
なお、送料については、商品購入時の重要な情報となるため、ショップサイトへの記載が義務付けられています。お客様が適切に購入判断できるよう、金額や無料となる条件などは、分かりやすさなどにも配慮して明記するようにしましょう。
表記方法については下記の記事を参考にしてみてください。
≪参考記事≫
【 コピーチェック 】NG表示クイズ「送料」編
http://blog.fides-cd.co.jp/article/126886117.html
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◆ネットショップの顧客対応力をチェックしてみませんか？
専門家（消費生活アドバイザー）による覆面調査で、サポート情報提供、
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顧客対応覆面調査
http://www.fides-cd.co.jp/category/ser01-01/
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◆ショップサイトの表示が法令違反をしていないか気になる方、
ネット通販関連の法律をもっと詳しく知りたい方へ
ネットショップ法律違反チェック（無料）
http://www.fides-cd.co.jp/category/pub01-01/
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ネットショップの信頼性をカタチにしますECコミュニケーションデザイン フィデス
http://www.fides-cd.co.jp
＊このサイトのご利用に際して
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