2009年11月12日

必ず押えておきたい広告メール送信の5つのルール 

ネットショップ事業者の宣伝や営業のツールとして欠かせないメルマガなどの広告宣伝メ
ール。消費者にとって、迷惑メールではなく、価値ある情報メールとして喜んで受け取っ
てもらうために、必ず押えておきたい広告宣伝メールの送信ルールをまとめました。
2008年12月に法改正された「オプトイン規制」対策の再チェックもかねて、ご参考ください。

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1)広告宣伝メールを送るときは、事前に相手の同意を得る

迷惑メールが横行する中、お客様の信頼を得るための基本的なマナーといえるでしょう。
特定電子メール法(迷惑メール防止法)、特定商取引法でも、「あらかじめ同意した者に対
してのみ送信が認められる」と規制しています。これをオプトイン規制といいます。
また、法律では、同意を得る際に、広告宣伝メールの送信が行われることが容易に認識さ
れるような形で説明されていることも要件になっています。

(特定商取引法(第12条の3、第14条)、特定電子メール法(第3条))


2)事前に同意を得なくてもよいケース

法律で事前同意を義務付けてはいるものの、あまり杓子定規に規制していては、事業活動
が妨げられます。相手が事業者である場合や、消費者がメールを受け取ることやそこに広
告が付随することを予め許諾していると判断される次のようなケースは、例外を認めてい
ます。
(オプトイン規制の対象外)

・契約の申込をした人などに対して、契約の成立や注文確認、商品発送などを通知する電
子メールに付随して広告を行う場合。
・消費者からの請求や承諾を得て送信する電子メールの一部に広告を掲載する場合
・フリーメールなどで広告が付随的に行われる場合
・自己のメールアドレスをインターネット上で一般に公表している企業、団体や個人事業
主の場合(但し、広告宣伝メールを送信しないように求める表示がない場合)


3)名刺交換をした相手への宣伝広告メールは?

相手を消費者(個人)として、通信販売を行うための宣伝広告メールの送信であれば、た
とえ名刺交換した相手であっても、事前同意を得ることが必要です。
これは、通販事業に関係する特定商取引法での規制です。
特定電子メール法では、名刺などの書面でメールアドレスを通知された者への送信は例外
的に認められています。

(特定商取引法(第12条の3)、特定電子メール法(第3条))


4)受信拒否対応も気持ちよく

せっかく結んだお客様とのメールコミュニケーションを拒否されることは、辛いことです。
しかし、引き際は潔く。受信拒否の通知を受けたときは、速やかに送信停止対応しましょう。
また、相手がいつでも受信拒否ができるように、受信拒否の通知ができる旨と連絡先を分
かりやすく表示しておくことも大切です。

メール送信の請求・承諾を得た後でも、受信拒否の通知を受けたときは、以後の送信が禁
じられます。

(特定商取引法(第12条の3)、特定電子メール法(第3条))


5)同意の記録の保存も必要

法律では、必要がある際には必ず消費者から請求や承諾を受けたという証拠を提出できる
ように、広告宣伝メールの送信に同意したことを証明する記録の保存を義務付けています。

保存期間は、電子メール広告を最後に送った日から3年間です。
いったん承諾等した消費者が、その後拒否した場合でも、最後に電子メール広告を送信し
た日から3年間は請求や承諾の記録の保存が必要です。

これは特定商取引法による規制です。
特定電子メール法ではややゆるく、「広告宣伝メールを最後に送信した日から1ヶ月」とな
っています。
消費者保護の立場から、通販事業者への規制がより厳しいものになっていますので、注意
しましょう。

ちょっと大変なこの同意記録の保存ですが、個々の記録の保存義務が免除されるケースが
あります。
これは、「消費者にとって電子メール広告の請求や承諾となることが容易に認識できるよう
な」サイトの画面構成にし、その入力情報が適切に処理される場合に、その画面構成とそ
の内容が表示された時期を示す記録を保存することで免除されるというものです。


次回は、上記も含めた、「送信承諾を得る際の消費者が容易に認識できる」WEBサイトの
表示のポイントやメールの記載方法の注意点について、解説します。



■参考資料
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特定電子メールの送信等に関するガイドライン
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/2008/pdf/081114_4_bs1.pdf

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改正特定商取引法における 「電子メール広告規制(オプトイン規制)」のポイント
〜2008年6月成立・12月1日施行〜

http://www.no-trouble.jp/gallery/1238064640892.pdf
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