2009年09月29日

アリコ 顧客情報流出事件

今年の7月、外資系保険会社アリコジャパンの顧客情報流出事件は、ネット
通販関係者には、かなりショッキングな事件だったことと思います。
一時は流出件数が最大約13万件と報じられ、9月になって、最終的に
1万8184件と特定できたものの、不正利用件数は増え続け、現時点で
4292件に上りました。不正利用としては過去最大規模の被害と報じられて
います。

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アリコ顧客情報「業務委託先から流出」 人物未特定 企業名公表せず
(2009.9.11  Fuji Sankei Business i. )
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200909120019a.nwc

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今回の事件、ネット通販事業者にとって、次の2つの点で大きなインパクトが
ありました。
1点は、アリコの主力商品が、電話やネットで保険に加入できる「通販方式」
だったこと。手続きの「手軽さ」が売りで、支払い方法も半数近くがクレジット
カード払いになっています。当然のことながら会社が保有するカード情報も
膨大になり、情報流出規模の拡大につながったといえるでしょう。

もう1点は、ネット通販を利用した、クレジットカードの「なりすまし」による不正
利用が行われたこと。現在の通販サイトでは、カード番号や有効期限などを
入力するだけで売買取引が成立する仕組みのため、本人確認が完全には
行なえません。この脆弱な仕組みが悪用されたといえるでしょう。

こういう悪質な事件が発生すると、ネット通販やそのクレジット決済そのもの
が危ない取引というイメージを消費者に植え付けてしまいます。
ネット通販の利便性を損なわずに消費者が安全な取引が行えるよう、事業
者の個人情報の管理体制の更なる強化は勿論、カード利用時に本人確認
を行うセキュリティコードや3Dセキュアによる対策が、カード会社や加盟店
に普及していって欲しいと切に願います。

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posted by Fides at 07:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 法改正・違反情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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