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Ａ）
特定商取引法では、ショップサイトへの「販売価格」の記載を義務付けています。「販売価格」とは、実際に取引が行われる際に使用される価格（実売価格）のことです。定価を表示した場合、その価格で販売をするのであれば問題はありません。しかし、定価と異なる価格で販売する場合は、販売価格（実売価格）の表示が必要です。
「市場に連動して随時価格が変わる場合の「販売価格」表示について」の解説はこちら
ショップサイトへの販売価格の表示
特定商取引法（第11条）では、通信販売を行う際、ショップサイトへの記載事項を定めています。そのひとつが「販売価格」です。
「販売価格（役務の対価）」は、基本的に当該商品等そのものの販売価格や当該役務（サービス）そのものの対価を記載しなければなりません。ですので、市価、定価、希望小売価格、標準価格、当店通常価格等などの価格が表示されていても、実際にこれと異なる価格で販売している場合には、実売価格が表示されているとはいえません。
また、販売業者等が消費者から消費税を徴収する場合には、消費税を含んだ価格を表示する必要があります。（消費税法 第63条の2）
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