2021年05月25日

亜塩素酸による空間除菌スプレー2社に景表法措置命令。根拠認められずも取消訴訟へ

消費者庁は4月9日、除菌スプレーの製造・販売2事業者に対し、商品に含有される亜塩素酸による空間除菌効果の表示について、景品表示法違反(優良誤認)の措置命令を行いました。

措置命令を受けたのは、レック(株)(東京都中央区)、三慶(株)(大阪市中央区)の2社。
亜塩素酸含有空間除菌スプレーに対する措置命令は、3月に(株)IGC、アデュー(株)、(株)ANOTHER SKYの3社に出されています。

本件では、レックは自社ウェブサイトと動画広告で、三慶は、自社ウェブサイトで、リビング等の室内空間に浮遊するウイルス又は菌を除菌する効果が得られるかのような表示していました。

今回の違反もいずれも不実証広告規制(※)を用いた処分となっており、表示の裏付けとなる「合理的な根拠」が認められませんでした。また、レックは「すべてのウイルス・菌を除去できるわけではない」旨の打消し表示をしていましたが、打消し効果が認められませんでした。

なお、レックと三慶では、措置命令に対する対応が異なっており、消費者庁はレックにのみ、消費者に対する誤認排除措置を命じています。

違反概要と、措置命令に対する2社の対応について確認します。

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posted by Fides at 09:34| Comment(0) | 法改正・違反情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする