2018年05月28日

国が検討開始。オンラインプラットフォームの安全・安心な取引ルール (オンラインプラットフォームにおける取引の在り方に関する専門調査会)

今回のトピックは「オンラインプラットフォームの安全・安心な取引ルール」について。

これだけネット上での各種サービスが普及して、その利便性を享受していても、未だどこかで「ネットは危ない、信用できない」という印象を払拭することができません。(それは、デジタルネイティブ世代以前の人間の性なのか)

ネット上のショッピングモール、シェアリングサービス、オークションやフリーマーケットといったオンラインプラットフォーム(PF)の利用が拡大する中、内閣府消費者員会がECモールやフリマアプリなど、PFにおける取引のルール作りについて審議を開始しました。

PFを利用する消費者が「商品やサービスの提供」と「購入・利用」を安心して行えるよう、必要なルールや仕組みについて調査と検討を進めるとしています。

昨今、様々なトラブルが報道されているように、現時点ではPFでの取引において、利用者保護のルールは必ずしも明確ではありません。

その背景として、PFでの取引ではBtoC型だけではなく、CtoC型の取引形態や、取引決定情報として、広告ではなく、評価・レビュー・レーティングといった仕組みがとられ、従来の取引ルールが適用できず、商品・サービス提供者、購入・利用者、PF事業者のそれぞれの役割や責任が不明確な点が指摘されています。

特にPFが率先して、ユーザーが安心して使える環境にならなければ、PFは活性化せず、長期的な発展は望めません。

最近では、フェイスブックジャパンがFacebook日本語版の提供開始から10年目を迎えるにあたり、英ケンブリッジ・アナリティカによるFacebookの個人データ不正利用事件を受けて、「安心・安全なプラットフォーム作りを目指す」と強調しています。

また、今年3月に健全性確保に向けた取組みを発表したメルカリも、6月19日に東証マザーズに上場を予定しています。

今後の取り組みと成長に期待したいと思います。


◆オンラインプラットフォームにおける取引の在り方に関する専門調査会
(内閣府消費者委員会)
 http://www.cao.go.jp/consumer/kabusoshiki/online_pf/index.html

◆Facebook日本語版誕生から10年
 ―個人データ不正利用事件を受けてフェイスブックジャパンはどう向き合うのか
(Impress Watch 2018年5月21日)
 https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1122726.html

◆報道関係者向け「メルカリ安心・安全説明会」を開催しました
(株式会社メルカリ 2018年3月22日)
 https://about.mercari.com/press/news/article/20180323_media_seminar/


≪関連記事≫
・拡大するリユース品のCtoC取引。フリマアプリの利用意向8割超(経済産業省調査)
http://blog.fides-cd.co.jp/article/457505123.html

・若者のネット通販利用拡大と事業者リスク。すばやいメルカリの対応
 http://blog.fides-cd.co.jp/article/458339979.html

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posted by Fides at 11:36| Comment(0) | 法改正・違反情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月26日

「塚田農場」運営元に景表法措置命令。「地鶏」メニューから一般消費者が受ける印象は?

消費者庁は5月22日、居酒屋チェーン「塚田農場」を運営する(株)エー・ピーカンパニーに対し、同社が提供している鶏料理のメニュー表示について、景品表示法の措置命令を行いました。

「塩つくね」、「月見つくね」「チキン南蛮」「椎茸つくね南蛮」という料理について、あたかも地鶏を使用しているかのように表示をしていましたが、実際はブロイラーを使用していたものであり、優良誤認表示とみなされました。

メニューには、地鶏を使用している料理とブロイラーを使用した料理が混在しており、メニューの全体的な印象から、誤認表示とみなされました。

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株式会社エー・ピーカンパニーに対する景品表示法に基づく措置命令について
(平成30年5月22日 消費者庁)
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/fair_labeling_180522_0001.pdf
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posted by Fides at 07:00| Comment(0) | 法改正・違反情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月25日

石垣島の農組に景表法措置命令。スパイスの原料産地表示に優良誤認

消費者庁は5月15日、農事組合法人石垣島海のもの山のもの生産組合に対し、同組合が通販で提供しているスパイスの表示について、景品表示法の措置命令を行いました。
ECサイト上や容器包装において、あたかも原材料が石垣島産のものであるかのように表示をしていましたが、実際は大部分が外国産のものであり、優良誤認表示とみなされました。

同社は沖縄県石垣市の農業経営、農作物の販売、農作物を原料とした製造又は加工等の事業を営む事業者です。
消費者庁及び内閣府沖縄総合事務局の調査による事案です。

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農事組合法人石垣島海のもの山のもの生産組合に対する景品表示法に基づく
措置命令について (平成30年5月15日 消費者庁)
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/fair_labeling_180515_0001.pdf
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posted by Fides at 18:01| Comment(0) | 法改正・違反情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする