2017年12月05日

「お取り寄せグルメ」にみる食の志向

年末に向けて、2017年の振り返りのシーズンになってきました。
様々な「2017年〇〇大賞」が発表されますが、今回注目したのは「お取り寄せグルメ」です。

11月29日に、「おとりよせネット」を運営するアイランド(株)が、「みんなで選ぶベストお取り寄せ大賞2017」の受賞商品を発表しました。(※1)

この企画は、おとりよせネットユーザーが実際にお取り寄せして食べてみたいと感じた大賞推薦商品への投票と、おとりよせの達人(食の専門家)とメディア特別審査員による最終審査会で構成され、毎年4,400品以上がノミネートされるというもの。

2017年の受賞商品は、以下のものでした。

<総合大賞>「野菜のおいしさたっぷりの“食べる酵素ドレッシング”」
大阪や東京でオーガニックカフェの人気商品。原材料の60%以上が生の有機玉ねぎを使っている新感覚の食べる酵素ドレッシング。
お取り寄せ1.png


<準大賞>種類が豊富で食べやすく飽きがこない、新しい玄米おむすび
種類が豊富な玄米おむすびセット。コストパフォーマンスも高いので、自宅用から一人暮らし、お弁当にも最適。
お取り寄せ2.png


<準大賞>準大賞三連覇!審査員も絶賛の名古屋コーチンのとり鍋
弾力のある名古屋コーチンの正肉とふわふわのつくね、そして味わい深いスープが人気。野菜や稲庭うどんも付いているので、すぐに食べられる。
お取り寄せ3.png



このコンテストの審査の視点は、「食べたときどれだけ感動するか」という味の評価と、わざわざお取り寄せをする価値があるだけの土地や製法、出来上がるまでのストーリーやパッケージの完成度、話題性の評価となっています。

受賞商品について特に注目したのは、「酵素」とか、「有機玉ねぎ」とか、「玄米」といった、いかにも健康を意識した食材が選ばれていること。
準大賞三連覇の「名古屋コーチン」はブランド食材ということで王道だと思うのですが、今時は「グルメ」に「健康」要素は必須であることを象徴しているような結果だと思いました。

もっとも、審査する側の女性比率が高そうなので、より健康志向が高い傾向にあるともいえそうです。

矢野経済の調査によると、食品通販の市場規模は2020年度には3兆9,734億円(2015年度比117.7%)に拡大すると予測され、流通チャネル別の構成比では「お取り寄せグルメ」を含む「ショッピングサイト」が35.0%を占め、拡大傾向にあると分析しています。(※2)

消費者としては、ネットのお取り寄せの普及で、「美味しく」&「ヘルシー」な話題の食品を手軽に調達できるのは嬉しいことですね!

(※1)
おとりよせネット「ベストお取り寄せ大賞2017」受賞商品を発表 
(アイランド(株) 2017年11月29日)
 https://www.ai-land.co.jp/press/p-otoriyosenet/5117/
 http://www.otoriyose.net/best/

(※2)
食品通販市場に関する調査(2016年)
(矢野経済研究所 2016年11月16日)
 https://www.yano.co.jp/press/press.php/001615


≪関連記事≫
・2016年BtoC-EC市場規模15兆1,358億円。伸び率9.9%で勢い戻る
(経済産業省調査)
http://blog.fides-cd.co.jp/article/453638013.html

・2016年度通販市場売上高6兆9,400億円。小売業に占める売上シェア、百貨店を上回る
(社団法人日本通信販売協会)
http://blog.fides-cd.co.jp/article/453604311.html


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posted by Fides at 14:39| Comment(0) | 調査・統計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月24日

ネットショッピング利用世帯 平均ネットショッピング支出額は28,223円(総務省家計調査 2017年9月)

総務省では、「家計のネットショッピングの実態把握」調査として、家計消費におけるネットショッピングによる商品・サービス別の購入額を調査し、2017年(平成29年)9月分の結果を取りまとめ、公表しました。(※)

2017年9月のネットショッピングの支出額は、1月以降9カ月連続で前年同月を上回りました。
家電を除いて全ての品目で支出額が前年同月を上回っています。
ネットショッピング利用世帯の支出額については、前年同月比マイナスに転じました。

調査より、以下のデータを確認します。
●一世帯当たりのネットショッピングの支出額(注1)
●ネットショッピング利用1世帯当たりの支出額(注2)
●ネットショッピングの利用世帯の割合
●ネットショッピング支出項目内訳

●支出額・利用世帯の割合
・一世帯当たりのネットショッピングの平均支出額は9,823円。前年同月の8,141円から1,682円増加、20.7%の増加となった。

・ネットショッピングを利用している世帯における、1世帯当たりのネットショッピングの平均支出額は28,223円。前年同月の29,500円から1,277円減少、4.3%の減少となった。

・ネットショッピングの利用世帯の割合は、34.8%となっている。前年同月の27.6%から7.2ポイント上昇した。

支出額・割合(h29.9).png
(注1) 「ネットショッピング」とは、インターネットを利用しての財(商品)・サービスの予約・購入のこと。インターネットを情報収集のみに利用した場合は含まず。
(注2) インターネットを利用して注文した世帯のみを集計し、平均した1世帯当たりの支出額。


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posted by Fides at 08:00| Comment(0) | 調査・統計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月11日

ネットショッピング利用世帯 平均ネットショッピング支出額は32,474円(総務省家計調査 2017年8月)

総務省では、「家計のネットショッピングの実態把握」調査として、家計消費におけるネットショッピングによる商品・サービス別の購入額を調査し、2017年(平成29年)8月分の結果を取りまとめ、公表しました。(※)

2017年8月のネットショッピングの支出額は、1月以降8カ月連続で前年同月を上回りました。
全ての品目で支出額が前年同月を上回っています。
また、ネットショッピング利用世帯の支出額も、2カ月ぶりに前年同月比プラスに転じました。

調査より、以下のデータを確認します。
●一世帯当たりのネットショッピングの支出額(注1)
●ネットショッピング利用1世帯当たりの支出額(注2)
●ネットショッピングの利用世帯の割合
●ネットショッピング支出項目内訳

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