2018年12月04日

年末一斉、食品表示の取締り。蜂蜜の乳児ボツリヌス症の予防対策、食品表示新基準への移行指導が重点に。(平成30年12月 消費者庁)

食品の表示・広告の適正化を図るため、12月1日より、消費者庁は農林水産省、財務省並びに都道府県・保健所等と連携し、食品表示法、景品表示法及び健康増進法の規定に基づき、全国一斉に食品表示の取締りを行っています。

食品衛生の監視指導の強化が求められる年末において、食中毒などの健康被害の発生を防止するため、食品衛生の監視指導を強化していましたが、この時期に合わせ、食品表示の信頼性を確保する観点から、食品表示の衛生・保健事項に関する取り締まりの強化を行うものです。
この一斉取り締まりは、夏期(7月)と年末に継続実施されています。

平成30年度の年末一斉取締りでは、蜂蜜を原因とする乳児ボツリヌス症の予防対策、食品表示基準の新基準への移行に指導、啓発の重点が置かれています。
また、景品表示法等の他法令に違反しているおそれのある表示を確認した際には、担当部署に情報提供するなど、適切な連携対応するよう要請しています。

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食品表示の適正化に向けた取組について
(消費者庁 平成30年11月27日)
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/information/pdf/food_labeling_information_181127_0003.pdf
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平成30年度夏期一斉取締りの結果概要と、今回の監視指導における重点事項について確認します。

【平成30年度夏期一斉取締りの結果概要】
食品表示法の措置件数:
(食品衛生法、健康増進法、JAS法に規定されていた食品表示に関する規定を統合)
「命令」、「指示」ともに0件。「命令及び指示以外の措置」は2,290件。

監視指導施設数、違反件数等:
監視指導延べ施設数386,939。うち、表示違反が確認された延べ施設数2,481。
食品表示法「命令及び指示以外の措置」2,083件。食品衛生法「命令以外の措置」108件。

収去した食品等の検体数、違反件数等:
収去検体数16,877。 うち、表示違反検体数249。 食品表示法「命令及び指示以外の措置」207件。食品衛生法「命令以外の措置」0件。

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平成30年度食品衛生法等の表示に係る夏期一斉取締り結果について
(消費者庁 平成30年11月)
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/information/pdf/food_labeling_information_181127_0002.pdf
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【年末一斉取締りの実施について】
実施時期:平成30年12月1日から同月31日まで
主な監視指導事項:
• アレルゲン、期限表示等の衛生・保健事項に関する表示
• 保健機能食品を含めた健康食品に関する表示
• 生食用食肉、遺伝子組換え食品等に関する表示
• 道の駅や産地直売所、業務用加工食品に関する表示
• 食品表示基準に基づく表示方法の普及・啓発

今回の監視指導および啓発活動における重点事項は次の通りです。

(1) 蜂蜜を原因とする乳児ボツリヌス症の予防対策の推進について
近年においても蜂蜜を原因とする乳児ボツリヌス症の死亡事例が報告されていることに鑑み、予防対策について、啓発パンフレット等を活用し、食品衛生部局と連携しつつ、食品関連事業者等への周知啓発を図る。
1歳未満の乳児に蜂蜜及び蜂蜜を含む食品を与えないようにすることについて、容器包装に分かりやすく表示することなどにより、消費者に対する適切な情報伝達を図る。

ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。 - 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161461.html

乳児ボツリヌス症は、国内では、保健所が食中毒として報告した事例は1986年以降3例、医師が乳児ボツリヌス症として報告した事例は1999年以降16例あります。
また、欧米でも発生しており、米国では毎年100例以上の発生報告があります。乳児ボツリヌス症の発生原因は、食品としてハチミツが指摘されています。

(2)食中毒等の健康被害発生時の連携について
食中毒等の健康被害事案に関連し、原産地表示等の食品表示法の規定に関する遡及確認等が生じた場合には、被害拡大及び再発防止の観点から、速やかに関係部署及び関係機関が連携して調査等を実施すること。

(3)新基準への移行について
経過措置により旧基準に基づく表示が認められる猶予期間が、平成32年3月31日までであることに鑑み、食品関連事業者等に対し、適宜新基準への移行を積極的に促すとともに、新たに義務化された栄養成分表示について、周知啓発を図る。

◆食品表示法等(法令及び一元化情報)
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/
【栄養成分表示を行う際に主に参照すべき法令等】
• 食品表示法
• 食品表示基準
• 食品表示基準について(通知)
• 食品表示基準Q&A
• 食品表示法に基づく栄養成分表示のためのガイドライン
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表示管理体制をしっかりと見直しましょう。


《関連記事》
・夏期一斉食品表示の取締り。原料原産地表示、カンピロバクター食中毒対策に注意!
(平成30年7月 消費者庁)
http://blog.fides-cd.co.jp/article/460604213.html

・年末一斉、食品表示の取締り。特別用途食品、プエラリア健康食品の監視指導が重点に。(平成29年12月 消費者庁)
http://blog.fides-cd.co.jp/article/455370434.html

・夏期一斉食品表示の取締り。トクホの品質管理、カンピロバクター食中毒対策に注意!(平成29年7月 消費者庁)
http://blog.fides-cd.co.jp/article/451321156.html

・年末一斉、食品表示の取締り。保健機能食品を含めた健康食品、生鮮食品の栄養成分表示も注意(平成28年12月 消費者庁)
http://blog.fides-cd.co.jp/article/444614707.html

・夏期一斉食品表示の取締り。保健機能食品、業務用加工食品、輸入米粉製品注意
(平成28年7月 消費者庁)
http://blog.fides-cd.co.jp/article/439529291.html

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posted by Fides at 11:47| Comment(0) | 法改正・違反情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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