2009年12月18日

体験談を自社ショップサイトに掲載する際の注意点


商品購入者から寄せられる体験談やモニターの意見など利用者の生の声は、商品宣伝の際にも、とても有効な情報です。活用されているネットショップさんも多いのではないでしょうか。
ですが、利用者の体験談などを自社ショップサイトに掲載する際には、消費者の誤認を防ぐための様々な規制がありますので、注意して適切な広告宣伝を行うようにしましょう。

●効果を謳う体験談は、商品の効果の範囲内で

利用者の体験談であれば、何を記載しても良いというわけではありません。利用者の実際に得た効能・効果であっても、商品の効能・効果として認められている範囲を超えた内容を記載してはいけません。
医薬品ではない食品などに「便秘が治った」「視力が回復した」といった医薬品的な効能効果を表記することは、もちろんNGです。
(景品表示法(第4条)、特定商取引法(第12条)、薬事法(第68条)、健康増進法(第32条の2))


●化粧品や医薬品の体験談は、効能効果はNG、使用感についてのみOK

化粧品や医薬品、医薬部外品、医療機器の効能効果を謳う体験談は、例え商品の効能効果の範囲であっても記載することはできません。消費者に対して効能効果や安全性を保証する誤認につながるおそれがあるためです。
「さっぱりとした使い心地」といった、使用感についての記載はOKです。
(薬事法(第66条))


●「個人の感想です。」と打ち消し表示を併記するだけでは不十分

体験談を用いる際、「個人の感想です。効果には個人差があります」、「個人の感想です。効果を保証するものではありません」といった打消し表示を記載していたとしても、体験談等を含めた表示全体から「大体の人に効果がある」と消費者が認識を抱くことに留意する必要があります。
体験談により消費者の誤認を招かないようにするためには、体験談の内容と実際の商品・サービスの効果、性能等に適切に対応させることが必要です。
商品の効果、性能等に関して事業者が行った調査について、
(@)被験者の数及びその属性
(A)そのうち体験談と同じような効果、性能等が得られた者が占める割合
(B)体験談と同じような効果、性能等が得られなかった者が占める割合
等を明瞭に表示しましょう。
(景品表示法(第4条)、特定商取引法(第12条))


●自己に都合のよい部分のみの表記はNG

例えば、痩身効果を謳う食品の体験談で、実際には当該食品摂取と同時に減食や運動も行っていることが記載されているにもかかわらず、単に「この食品を食べて1ヶ月で5キロ痩せました」といったような、都合のよい記載部分のみを表記するのはNGです。
(景品表示法(第4条))


●口コミサイトからのリンク 一体の広告と見なされると規制の対象に

商品購入者が利用した感想などを投稿する口コミサイトやアフィリエイトサイト。
アフィリエイト広告としてそのサイトからショップへのリンクが貼られている場合には、その感想の記載内容も規制の対象となる可能性がありますので注意が必要です。

(景品表示法(第4条)、特定商取引法(第12条)、薬事法(第68条)、健康増進法(第32条の2))

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