2020年06月29日

メーカー希望小売価格の廃止に気付かず、サンドラッグ、二重価格表示に景表法措置命令

消費者庁は6月24日に、ドラッグストア(株)サンドラッグが供給する医薬品、食品等の価格表示に対し、景品表示法(有利誤認)の措置命令を行いました。

表示媒体は、日刊新聞の折込みチラシで、既に存在しない「メーカー希望小売価格」の二重価格表示が問題となりました。
サンドラッグによると、過去存在したメーカー希望小売価格(定価)が廃止されたことに気付かずそのまま掲載するなど、商品情報管理のメンテナンス不備が原因としています。

同社は2014年1月にも冷凍食品の「希望小売価格」による二重価格表示で、東京都から改善指示を受けています。

・ドンキ、サンドラックに改善指示。冷凍食品の二重価格表示 (東京都)
http://blog.fides-cd.co.jp/article/385913602.html

本事案から「希望小売価格」などを比較対照価格とする二重価格表示について、景表法の考え方をチェックしておきましょう。

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株式会社サンドラッグに対する景品表示法に基づく措置命令について
 (2020年6月24日 消費者庁)
https://www.caa.go.jp/notice/assets/representation_200623_01.pdf
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posted by Fides at 20:35| Comment(0) | 法改正・違反情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月27日

消費者は日用品購入時に安全性考慮せず。安全情報の提供に配慮を(日用品の安全性に関する意識調査 2020年3月4日)

先日の記事では、ネット販売での製品安全関係法の違反件数が増加していることをお伝えしましたが、他方、消費者側の日用品の安全性に関する意識はどうでしょうか。
経済産業省では、製品安全関係法で指定する対象製品を購入の際は、必ずPSマークの表示を確認するようにと注意喚起しています。(※)

(※)
(消費者向け)インターネット取引で製品を購入される皆様へ:経済産業省
https://www.meti.go.jp/product_safety/consumer/system/consumer_product-safety-4law-overview.pdf

また、消費者庁では、2019年9月に全国の15歳以上79歳以下の消費者3000人を対象に「日用品の安全性に関する意識調査」を実施し、価格と安全性に対する考え方を明らかにしています。
背景には、安価な100円ショップ等で購入した雑貨や、化粧品、子供用の玩具などの日用品での重大事故の発生があります。
消費者庁には、2015年1月〜2019年12月末の5年間に100円ショップで購入した日用品に関する事故の情報が339件寄せられています。

調査によると、男性の方が女性よりも安全性に対する意識が低い傾向があり、高価格なものと比べて安価な日用品を購入する場合は、安全性に対する意識が低くなりがちで、安全性に関する表示を確認することなく、衝動的に購入してしまう傾向が見られました。

日用品の購入時の安全性への意識や表示の確認行動について、確認してみましょう。

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posted by Fides at 17:33| Comment(0) | コピー&運営法律チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月24日

ネット販売による製品安全関連法違反件数が全体の5割に。経産省のモール運営事業者との連携進む(経済産業省 2020年6月1日)

近年、インターネット販売を通じた製品安全関係法(※)の違反件数が増加していることを受けて、経済産業省は事業者及び消費者への情報提供を行うとともに、モール運営事業者(ヤフー、楽天、アマゾン、auコマース&ライフ)と連携・協力し、違反対応を行っています。
(※)消費生活用製品安全法、電気用品安全法、ガス事業法、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律の4 法

ご存知のとおり、製品安全関連法が指定する商品を販売する場合、商品に安全基準を満たす「PSマーク」が表示されていないものを販売することはできません。

経産省の発表したインターネットを通じた違反品販売の現状を確認しつつ、事業者が順守すべき製品安全関係法のポイントと、経産省のモール運営事業者との連携・協力体制についてご紹介します。

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posted by Fides at 10:51| Comment(0) | 法改正・違反情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする