2019年04月06日

成分の作用による痩身効果を謳った酵素食品5社に景表法措置命令。景表法における打ち消し表示の留意点とは

加圧シャツ等の販売事業者9社、加圧シャツ、ダイエットサプリ、美白化粧品等の通販事業者(株)Growas、黒髪サプリ通販事業者(株)アルトルイズムに続く、年度末の消費者庁による景表法の措置命令事案です。

3月29日、消費者庁は、酵素等の成分の作用による痩身効果を標ぼうする食品の販売事業者5社に対し、5社が販売する食品の表示について、景品表示法違反(優良誤認)の措置命令を行いました。

平成31年1月のはぴねすくらぶの酵素サプリ、平成30年10月の言歩木のアイケア酵素飲料に続き、酵素系健康食品の成分の作用により効能効果を謳う表示に景表法措置命令が続いています。
酵素食品_5社.png


優良誤認は不実証広告規制(※)を用いた処分となっています。
また、5社ともに痩身効果に対する打消し表示は、認められませんでした。

処分を前に、ジプソフィラとモイストの2社は、不当表示を認める謝罪広告を日刊新聞紙2紙掲載。このため、消費者庁は2社を除く3社にのみ、消費者に対する誤認排除措置を命じています。
モイストは、2013年、ダイエットサプリ「烏龍減肥」で措置命令を受けて以来、2度目の処分となっています。

・ダイエットサプリの痩身効果表示に景表法措置命令。折込チラシ、同梱広告にも注意!
 (消費者庁:平成25年9月17日)
 http://blog.fides-cd.co.jp/article/375060627.html

処分のポイントと各社の対応について確認します。

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酵素等の成分の作用による痩身効果を標ぼうする食品の販売事業者5社に対する景品表示法に基づく措置命令について
 (消費者庁 平成31年3月29日)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/release/2018/#190329_1
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(※)
不実証広告規制(7条2項)
消費者庁長官は、商品・サービスの内容(効果、性能)に関する表示についての優良誤認表示に該当するか否かを判断する必要がある場合に、期間を定めて、事業者に表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めることができる。
⇒ 事業者が資料を提出しない場合又は提出された資料が表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものと認められない場合は、当該表示は不当表示とみなされる。

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posted by Fides at 14:23| Comment(0) | 法改正・違反情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする