前年度に増加した「詐欺的サイト」関連相談が大幅に減少、「通信販売に関する相談」は2割程度減少しています。「健康食品」「化粧品」での定期購入トラブル相談は、依然として多い状況となっています。
相談状況の、広告媒体別、苦情・問い合わせ内容、商品別の傾向についてご紹介します。
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(社)日本通信販売協会 会報誌(ジャドマニューズ2018年5−6月)
https://saas.startialab.com/acti_books/1045176281/53970/
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●「詐欺的サイト」相談、沈静化
「通信販売に関する相談」は4,769件で、前年度の5,958件から20.0%の減少となった。
その要因は、「詐欺的サイト」関連相談が、前年度の1,685件から42.3%減少し、973件となったことによる。
相談者の内訳は消費生活センター等からの相談が729件で15.3%、消費者からが84.7%。
一方、「通信販売以外に関する相談」は前年度の139件から27.3%増加し、177件となった。そのうち「外資系大手通販企業に未払金がある」など、架空請求と思われる相談は64件。

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