2018年09月15日

4年目に入った機能性表示食品制度品質管理の課題とは(1)。届出後における品質分析実施状況(届出資料編)

機能性表示食品制度開始から4年目となり、届出公表件数は1,000 件を大きく超えています。
機能性表示食品は、トクホや特別用途食品のような許可制ではなく、国の事後チェックを前提とした制度であることから、消費者庁ではこれまで「機能性関与成分の分析方法の検証」「機能性表示食品の買上調査」等を行ってきました。
平成30年8月には、『平成29年度機能性表示食品の届出後における分析実施状況及び健康被害の情報収集等に関する調査・検証事業報告書』を公表。
この事業は、以下を目的に実施されています。

1.届出食品が機能性表示食品としての一定の品質を確保していることを示す届出者による届出後の取組の状況を明らかにすること
2.届出者が健康被害情報を適切に収集・評価し、消費者庁への報告を行うためにガイドラインに示すべき内容を検討するための基礎資料を得ること


上記目的に対して以下の検証項目が設定され、それぞれの検証項目について有識者によるワーキンググループを設置し、議論がなされています。

1) 届出後の分析の実施に関する届出内容の整理と、実際の分析実施状況及びその公開状況の把握
@届出資料別紙様式(V)−3の記載内容の分析
A届出者を対象としたアンケート調査による、届出後の分析実施状況の把握
B届出者を対象としたアンケート調査による、届出後の分析実施に係る公開状況の把握
2) 機能性表示食品の健康被害の情報収集・評価・消費者庁への報告手順及び報告基準の検討
@届出者を対象としたアンケート調査による、健康被害情報の収集状況の把握
A届出者を対象とした調書調査による、健康被害情報の重篤度及び因果関係の判定と、消費者庁への報告に関する実態の把握
B届出者が実際に利用している健康被害情報の収集フォーマット及び健康被害事例の収集による、健康被害情報の収集の方法に係る実態の把握

本ブログでは、各検証項目の内容を順次一部抜粋して紹介します。
今回は「1)~@届出資料別紙様式(V)−3の記載内容の分析」について取り上げます。

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posted by Fides at 14:44| Comment(0) | 法改正・違反情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする