2018年08月12日

通販広告折込チラシ、不適正広告事例解説(JADMA「平成29年度 通販広告実態調査(新聞折込チラシ編)」)

前回ご紹介した(公社)日本通信販売協会(JADMA)が2017年に実施した通信販売広告実態調査結果(※)より、今回は表示に問題のあった新聞折込チラシの個別広告事例を解説します。

調査報告書では、「一部不適正な表示が見られ、改善が必要な広告」「通販の関連法令に抵触する怖れのある広告」について紹介されています。
特に「通販の関連法令に抵触する怖れのある広告」について、紹介します。

≪問題広告事例≫
事例1:常時「特別価格」、ありえない「通常価格」(二重価格表示広告)
事例2:いきすぎた効能・効果訴求(化粧品、健康食品)
事例3:医師、薬剤師監修・推奨(化粧品、健康食品)
事例4:効果と実験データが不適応(健康雑貨)


《通販に関連する法令に抵触する怖れのある広告》
・特商法の記載事項や返品特約が不記載であり、意図的とも取れる広告。
・商品の説明について、景品表示法や医薬品医療機器等法などの関連法令に抵触するおそれのある表示が散見する広告。
・意図的に消費者の誤認を誘発しようとするような表示が散見する広告。


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2018年08月10日

通販広告折込チラシ、商品内容不適正広告1割。その約6割が「化粧品」(JADMA「平成29年度 通販広告実態調査(新聞折込チラシ編)」)

公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)「広告適正化委員会」では、2017年に実施された新聞折込チラシの通信販売広告実態調査の結果を発表しました。(※)
この調査は、通信販売取引改善を目的に2012年度から実施されており、前回に引き続き、テレビ通販CMの広告調査も行っています。

まずは、新聞折込チラシ調査の内容を紹介します。
≪調査結果のポイント≫
●主要6都市、折込件数1位は大阪。全般的に件数減少
●折込件数の多い曜日は火曜日、水曜日。土曜日、金曜日は減少傾向
●「ホーム・家電」のチラシが減少するもトップ。「化粧品」「食品」が増加
●メーカー系通販の折込件数が増加。小売は減少
●取引内容に関する不適正な広告表示は52.5%。「支払時期」欠落が37.2%
●商品内容に関する不適正な広告表示は約10%。「化粧品」が58.6%

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2018年08月05日

健康食品の不実証広告規制による措置命令続く。豊胸効果サプリGLORIAに景表法措置命令

健康食品の不実証広告規制(※)による措置命令が続いています。

7月30日、消費者庁は東京都文京区の健康食品の通信販売事業者(株)GLORIAに対し、同社が供給する「 pinky plus」と称する豊胸効果を謳った食品の表示について、景品表示法違反(優良誤認) の措置命令を行いました。
先日の記事で取り上げたLife Leafの事案と同様に、豊胸効果に対する優良誤認は不実証広告規制を用いた処分となっています。
体験談に対する打消し表示についても言及されています。

処分のポイントについて確認します。

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株式会社GLORIAに対する景品表示法に基づく措置命令について
 (消費者庁 平成29年7月30日)
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/fair_labeling_180730_0001.pdf
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(※)
不実証広告規制(7条2項)
消費者庁長官は、商品・サービスの内容(効果、性能)に関する表示についての優良誤認表示に該当するか否かを判断する必要がある場合に、期間を定めて、事業者に表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めることができる。
⇒ 事業者が資料を提出しない場合又は提出された資料が表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものと認められない場合は、当該表示は不当表示とみなされる。

●違反概要
【対象商品】

「pinky plus」と称する食品
GLORIA1.png


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