2018年06月13日

2017年度トクホ市場規模6586億円、前年度比微増。品目数1078で減少進む

1991 年(平成 3 年)の発足から26年となる特定保健用食品制度。
公益財団法人 日本健康・栄養食品協会では、特定保健用食品の市場規模調査を実施しています。(※)
1997 年から2013 年度までは隔年実施でしたが、2014年度からは毎年実施しています。

2017年度のトクホ市場は6586億円で前年度を僅かに上回りました。
表示許可・承認の調査開始以来、2007 年度をピークに2009年、2011年は減少していたトクホ市場規模ですが、2013年度に大きく回復。2014年度は消費税率アップの影響もあり6135億円とやや減少したものの、微増が続いています。保健の用途別では「血糖値」が減少し、「コレステロール」が伸びています。
品目総数は1078で、2016年度の微減から更に大きく減少しました。保健の用途別では「中性脂肪・体脂肪」以外の用途全てで減少しています。

2017年度の調査結果を見てみましょう。

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posted by Fides at 23:30| Comment(0) | 調査・統計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月11日

消費者庁が本気で調査!打消し表示は明瞭に

今回のトピックは「打消し表示への対応」について。

お感じになっていらっしゃることと思いますが、「打消し表示」に対して消費者庁が本気です!

消費者庁が昨年7月に公表した「打消し表示に関する実態調査報告書」では、全国20〜69歳の一般消費者1000名に対して「打消し表示」に対するアンケートとグループインタビューによる大々的な調査を行い、驚きました。

続いて、今年の5月16日に、スマホに特化した打消し表示の実態調査を前回同様の規模で実施、公表。

更には、先週6月7日に公表された、「広告表示に接する消費者の視線に関する実態調査報告書」では、紙・ウェブ・動画広告について、アイトラッキング(※)による実態調査まで行うという念の入れようです。
※人の眼球の動きから、どこを見ているかを計測する技術

消費者が打消し表示をどのように認識しているのかを、サンプル広告画面を用意して、定量定性の両側面からきっちり検証しています。
(アイトラッキングの技術がなかった昔であれば、想像もできませんが)
打消し表示.png
(消費者庁 「広告表示に接する消費者の視線に関する実態調査報告書」より)

景品表示法では「一般消費者が広告から受ける印象が違反基準となること」、「表示の裏付けとなる『合理的な根拠データ』が求められること」の範を示したような調査事業です。
(裏を返せば、措置命令に対して不服申し立てをしたければ、そこまでやれ!と言っているようにも受け取れます)

ただ、消費者庁のこれらの取り組みは決して事業者イジメではなく、適切な打消し表示のあり方を具体的に示したと考えられます。

時代とともに変化する広告媒体や手法ですが、変わらずにあってほしい企業の方針は、「この商品を選んでよかった」とお客様に思ってもらえるような情報提供の姿勢だと思います。


消費者庁 2018年6月7日

◆広告表示に接する消費者の視線に関する実態調査報告書(概要)http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/fair_labeling_180607_0003.pdf

◆打消し表示に関する表示方法及び表示内容に関する留意点(実態調査報告書のまとめ)http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/fair_labeling_180607_0004.pdf

≪関連記事≫
・TSUTAYAの措置命令で考える、「打消し表示」の景品表示法上の留意点
 http://blog.fides-cd.co.jp/article/459904851.html


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posted by Fides at 21:22| Comment(0) | 法改正・違反情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月10日

TSUTAYAの措置命令で考える、「打消し表示」の景品表示法上の留意点

先日の記事では、(株)TSUTAYAの動画配信サービスに関する景品表示法の措置命令事案を取り上げました。

同事案では、動画見放題プランの対象外となる都度課金でしか見られない動画があることも表示されていましたが、消費者の優良誤認を打消す表示として、認められませんでした。

消費者庁では、昨年7月に公表した「打消し表示に関する実態調査報告書」に続き、今年の5月16日に「スマートフォンにおける打消し表示に関する実態調査報告書」を公表しており、規制が強まっています。
今回問題となった「打消し表示」の景品表示法上の留意点を解説します。

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posted by Fides at 09:00| Comment(0) | 法改正・違反情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする