2018年04月05日

グリーンコープ連合に景表法措置命令。仕入れ先メーカーの品質管理ミスで

消費者庁は3月27日、生活協同組合連合会グリーンコープ連合に対し、同連合会が会員生協を通じて、会員生協の組合員である一般消費者に販売しているウインナーソーセージに関する表示について、景品表示法違反(優良誤認) の措置命令を行いました。
消費者庁及び公正取引委員会(公正取引委員会事務総局近畿九州事務所)の調査による事案です。

同連合会が組合員向けに発行するカタログにおいて、対象商品が化学的な合成添加物を一切使用せずに製造されたものであるかのような表示をしていましたが、実際は対象商品に使用された羊腸は化学的な合成添加物であるリン酸三ナトリウム溶液に漬けて加工されており、優良誤認表示とみなされました。

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生活協同組合連合会グリーンコープ連合に対する景品表示法に基づく措置命令について
 (平成30年3月27日 消費者庁)
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/fair_labeling_180327_0001.pdf
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報道によると、羊腸についてこれまで塩水処理したものを利用してきたが、2017年3月29日に委託先の畜肉加工メーカーがリン酸三ナトリウム溶液で処理していた羊腸を使用していたことが判明、翌日の製造分から塩水処理のものに切り替え、同年5月1日に消費庁に自主申告したとしています。

◆消費者庁、グリーンコープ連合に景表法違反で措置命令
(食品と開発 2018年3月28日)
http://www.kenko-media.com/food_devlp/archives/2509

今回の事案は、グリーンコープの仕入れ先メーカーの品質管理ミスによって生じたもので、「気づかなかった」では済まされない販売事業者としての表示責任が問われているものです。
同社が発表したお詫び告知文より、誤りを生じた経緯と再発防止策について確認します。

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posted by Fides at 19:37| Comment(0) | 法改正・違反情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする