2018年02月10日

中国のオンラインゲーム会社に景表法措置命令!ゲーム上の有料ガチャの確率表記に有利誤認

消費者庁は1月26日に、中国のオンラインゲーム会社アワ・パーム・カンパニー・リミテッドが供給するオンラインゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ’98アルティメットマッチ オンライン」に関する表示に対し、景品表示法の措置命令を行いました。

オンラインゲーム上の有料ガチャの確率表記について、実際の確率よりも高い確率であるかのような有利誤認表示とみなされました。

オンラインゲーム上の有料ガチャに対する行政の規制と業界のコンプライアンスへの取り組みも紹介します。

----------
アワ・パーム・カンパニー・リミテッドに対する景品表示法に基づく措置命令について
 (平成30年1月26日 消費者庁)
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/fair_labeling_180126_0001.pdf
----------

≪有利誤認表示≫
【対象役務】

平成28年12月31日から平成29年1月4日までの期間に実施した、「THE KING OF FIGHTERS ‘98 ULTIMATE MATCH Online」内で使用する「クーラ」というキャラクターを提供する「クーラ限定ガチャ」という役務

【表示媒体・期間】
「THE KING OF FIGHTERS ‘98 ULTIMATE MATCH Online」内の「クーラ限定ガチャ」の取引画面
表示期間:
平成28年12月31日から平成29年1月4日までの間

【違反内容】
「クーラ」の画像とともに、「ガチャでピックアップの格闘家があたる」、「クーラ」、「出現確率:3%」、「購入」並びに「万能破片と格闘家確定」及び「10回購入」と記載することにより、あたかも、
・「クーラ限定ガチャ」を1回ごとに取引する場合には、取引1回当たりの「クーラ」の出現確率が3ーセントであるかのように
・10回分一括して取引する場合には、「万能破片」というアイテムの出現に割り当てられる1回を除く、9回における取引1回当たりの「クーラ」の出現確率が3パーセントであるかのように表示していた。

実際:
・「クーラ限定ガチャ」を1回ごとに取引する場合の取引1回当たりの「クーラ」の出現確率は、0.333パーセントであった。
・ 10回分一括して取引する場合の「万能破片」というアイテムの出現に割り当てられる1回を除く9回における取引1回当たりの「クーラ」の出現確率は、9回のうち8回については0.333パーセントであった。

続きを読む
posted by Fides at 15:30| Comment(0) | 法改正・違反情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする