2017年09月06日

続々注意喚起、医師からの健康食品による事故情報(ドクターメール箱、健康食品安全情報システム)

最近、健康食品の危害情報についての注意喚起が続いています。

2017年4月に東京都が、「目のピント調節」をうたう機能性表示食品が原因と疑われる薬物性肝炎の重篤な健康被害の事例を公表。
7月にはプエラリア・ミリフィカを含む健康食品での健康被害問題に対して、国センが商品テストを行い、それを受け、厚労省がプエラリア・ミリフィカを取り扱う事業者の監視指導、調査を行いました。現在、調査結果を踏まえたプエラリアに対する今後の対応が検討されています。

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薬事・食品衛生審議会 (食品衛生分科会新開発食品調査部会新開発食品評価調査会)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-yakuji.html?tid=127894
プエラリア・ミリフィカを含む「健康食品」について
《2017年9月4日 配付資料一覧》
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000176514.html
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更に、平成29年8月3日には、国民生活センターより、健康食品摂取による薬物性肝障害の事故についての注意喚起がなされています。
国民生活センターの「医師からの事故情報受付窓口」(愛称:「ドクターメール箱」。)(※1)に、2017年7月20日までに寄せられた情報179件のうち、9件が健康食品の摂取による「薬物性肝障害」と診断されたものでした。
(※1)
消費者が商品・役務の利用等により事故に遭い医療機関を受診した情報を直接医師から得ることで、事故情報を早期に把握し、再発・拡大防止に役立てるため、2014年8月より国民生活センターホームページ上に開設。
「医師からの事故情報受付窓口」http://www.kokusen.go.jp/jiko_uketuke/index.html
ドクターメール箱.png

《医師からの事故情報受付窓口の概要図(国民生活センター)》
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健康食品の摂取により薬物性肝障害を発症することがあります
−「医師からの事故情報受付窓口」から−
(独立行政法人国民生活センター 平成29年8月3日)
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170803_1.html
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また、公益社団法人日本医師会の「健康食品安全情報システム」事業(※2)には、健康食品による薬物性肝障害の情報が2006年11月から2017年6月までの10年8カ月の間に27件寄せられています。
日本医師会では、健康食品による肝障害等の情報提供について、2017年7月10日に会員宛の周知を行っています。
(※2)
患者からの相談や日常の診療から知り得た健康食品による健康被害に関する情報を医師から収集し、診療の現場に還元して役立てるために公益社団法人日本医師会が実施している事業。

今回は、ドクターメール箱と、日本医師会の「健康食品安全情報システム」に寄せられた健康食品による薬物性肝障害の情報を確認します。

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posted by Fides at 08:00| Comment(0) | コピー&運営法律チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする