2017年02月06日

クロレラ訴訟と消費者契約法改正の行方。「適格消費者団体」とは?

今日の気になるトピックは「適格消費者団体」と消費者契約法改正の行方について。

皆さんは、「適格消費者団体」についてご存じでしょうか?

不特定多数の消費者の利益を擁護するために、消費者に代わって事業者の不当な行為に対して「差止請求」「被害回復」の訴訟を行うことができる消費者団体です。
内閣総理大臣によって認定され、平成28年12月現在で全国に14団体あります。

この、差止請求の対象となる不当行為とは、「消費者契約法」「景品表示法」「特定商取引法」「食品表示法」に違反するもので、具体的には、「不当な勧誘」「不当な契約条項」「不当な表示」などがあります。

《差し止め請求の流れ》

適格消費者団体.jpg

(1)消費者からの情報提供などにより被害情報を収集・分析・調査
(2)事業者に対し、業務改善を申し入れ(裁判外の交渉)
(3)(交渉不成立の場合)事業者に対し、提訴前の書面による事前請求
(4)(交渉成立の場合)事業者による業務改善
(5)適格消費者団体による裁判所への訴え提起
(6)判決、または裁判上の和解
(7)結果の概要について、消費者庁のウェブサイトなどで公表

今回、適格消費者団体である「京都消費者契約ネットワーク」による「サン・クロレラ販売訴訟」が、事業者に大きなインパクトを与えています。
「サン・クロレラ販売訴訟」とは、商品名の記載のない健康食品原料に、医薬品のような効果があるとするチラシの広告手法について争われてきた事案です。


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posted by Fides at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 法改正・違反情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする