2020年10月16日

コロナ禍で加速、消費者庁のAI・IT 技術を活用した法執行(令和3年度 消費者庁予算概算要求)

2020年の新型コロナウイルス感染症による、新しい生活様式に伴う消費者の購買行動の変化は、インターネット取引をはじめとするデジタル化をより深め、消費者行政においてもデジタル化への対応を大きく進めていく方針を打ち出しています。

9月に公表された令和3年度の消費者庁の予算概算要求では、AI・IT 技術を活用した法執行として、AI によるインターネット上の不当表示監視や事業者のデジタルフォレンジック調査、ターゲティング広告の手法を活用した消費者への注意喚起に取り組むとしています。

また、新型コロナウイルス感染症の影響により消費者の購買行動が変化している中、食品のECサイト上での購入が増加していることから、インターネット販売における食品表示のあり方の検討も盛り込まれています。

今回、概算要求基準が前年度と異なり、前年度額×100%+新型コロナ対応など緊要な経費という形になっており、令和2年度予算120億円からは約4割増、消費者庁としては過去最高額となる約166億円となっています。

消費者庁予算案R3年度_要求額.png


今回は、重点取り組み事項の中から、特に事業活動に関連する政策とその予算額をピックアップして紹介します。

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2020年10月09日

ネットショッピング利用世帯 平均ネットショッピング支出額は32,988円。前年同月比6.7%マイナス(総務省家計調査 2020年8月)

総務省では、「家計のネットショッピングの実態把握」調査として、家計消費におけるネットショッピングによる商品・サービス別の購入額を調査し、2020年(令和2年)8月分の結果を取りまとめ、公表しました。(※)

2020年8月の一世帯当たりのネットショッピングの平均支出額は16,483円で、前年同月比8.8%増となりましたが、2カ月連続で伸び幅は鈍化しました。

支出品目において増加したものと減少したものについては、新型コロナウィルス感染症拡大による外出自粛等の影響が継続しています。

ネットショッピング利用世帯の支出額については32,988円で、前年同月比は6.7%マイナスとなり、7月の−2.1%からマイナス幅が拡大しました。

ネットショッピングの利用世帯の割合は50.0%で、前年同月の42.8%から大きく上回りましたが、5月以降横ばいとなっています。

調査より、以下のデータを確認します。

●一世帯当たりのネットショッピングの支出額(注1)
●ネットショッピング利用1世帯当たりの支出額(注2)
●ネットショッピングの利用世帯の割合
●ネットショッピング支出項目内訳
(注1) 「ネットショッピング」とは、インターネットを利用しての財(商品)・サービスの予約・購入のこと。インターネットを情報収集のみに利用した場合は含まず。
(注2) インターネットを利用して注文した世帯のみを集計し、平均した1世帯当たりの支出額。

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posted by Fides at 14:29| Comment(0) | 調査・統計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月08日

機能性表示食品の摂取経験34%。3年前調査より8.6ポイントアップ(令和元年度 消費者意識基本調査)

消費者庁が行った、令和元年度「消費者意識基本調査」より、前編では、日頃の消費生活での意識や行動、消費者事故・トラブルの経験、申し出行動を取り上げました。
調査結果では、4人に3人の消費者が表示確認を心掛けているということでしたが、食品の表示に関しては、どのような意識や態度が見られるでしょうか。
健康志向が高まっているとされる中、後編では、特に栄養成分表示と保健機能食品(「特定保健用食品(トクホ)」「栄養機能食品」「機能性表示食品」)について、確認します。

後編:
●栄養成分表示を見た経験の有無
●栄養成分表示の参考度
●栄養成分表示を参考にしない理由
●保健機能食品の認知度
●最近1年間の保健機能食品の摂取の有無
●「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。」表示の認知度


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posted by Fides at 18:00| Comment(0) | 顧客サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする